西沢仙湖(読み)ニシザワ センコ

20世紀日本人名事典 「西沢仙湖」の解説

西沢 仙湖
ニシザワ センコ

明治期の趣味人



生年
元治1年4月(1864年)

没年
大正3(1914)年4月9日

出身地
近江国(滋賀県)

本名
大石 仙湖

経歴
早くから風刺雑誌団団珍聞」に歌文を投稿。久保田米僊、江沢梅逸らと「あづまぶり」「今模様」などの雑誌を発刊した。人形玩具・雛などを収集し、明治42年同好者の団体・大供会を結成した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西沢仙湖」の解説

西沢仙湖 にしざわ-せんこ

1864-1914 明治時代の好事家(こうずか)。
元治(げんじ)元年4月生まれ。西沢笛畝(てきほ)の養父。わかくして風刺雑誌「団団珍聞(まるまるちんぶん)」に歌文を投稿。久保田米僊(べいせん),江沢梅逸らと「あづまぶり」「今模様」などの雑誌を発刊。人形・玩具・雛(ひな)などを収集し,明治42年同好者の団体大供(おおとも)会を結成した。大正3年4月9日死去。51歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。本姓は大石。通称は米二郎。別号に琵琶廼舎(びわのや),雛舎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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