西海半島(読み)にしうみはんとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西海半島」の意味・わかりやすい解説

西海半島
にしうみはんとう

愛媛県最南端,豊後水道に突出する半島。別称鼻面半島。愛南町西海船越より南西の部分をさす。最高点 491m。リアス海岸平地が少ない。半島東側の湾奥に集落が多い。福浦地区は集魚灯電化の発祥地。北西外泊 (そとどまり) 地区は,強風を避けるため石垣各戸に高く積まれ特異な集落景観を呈する。先端の鼻面岬に灯台がある。半島のほぼ西半分は足摺宇和海国立公園に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android