西田長男(読み)ニシダ ナガオ

20世紀日本人名事典 「西田長男」の解説

西田 長男
ニシダ ナガオ

昭和期の神道学者 国学院大学名誉教授



生年
明治42(1909)年3月31日

没年
昭和56(1981)年3月28日

出生地
三重県一志郡阿坂村(現・松阪市)

学歴〔年〕
国学院大学神道部〔昭和7年〕卒,国学院大学道義学科倫理科〔昭和10年〕卒

学位〔年〕
文学博士(国学院大学)〔昭和30年〕

主な受賞名〔年〕
国学院大学三矢博士記念賞〔昭和32年〕,勲四等旭日小綬章〔昭和55年〕

経歴
昭和11年大倉精神文化研究所所員となる。17年国学院大学講師、国民精神文化研究所嘱託を経て、19年東大講師となったが、終戦後東大の神道講座が廃止となったため退官し、33年国学院大学教授に就任、54年名誉教授。著書に「日本古典の史的研究」「神道史の研究」「日本宗教思想史の研究」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西田長男」の解説

西田長男 にしだ-ながお

1909-1981 昭和時代の神道学者。
明治42年3月31日生まれ。宮地直一師事戦前は大倉精神文化研究所研究員,東京帝大講師,戦後は母校国学院大の教授をつとめた。昭和56年3月28日死去。71歳。三重県出身。著作に「神道史の研究」「日本宗教思想史の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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