20世紀日本人名事典 「西紳六郎」の解説 西 紳六郎ニシ シンロクロウ 明治・大正期の海軍中将,男爵 宮中顧問官。 生年万延1年9月(1860年) 没年昭和8(1933)年10月16日 出生地江戸 学歴〔年〕海兵〔明治14年〕卒,海大卒 経歴幕府奥医師・林洞海の六男として江戸に生まれる。明治維新後、静岡藩の沼津病院医師となった父と共に沼津に移り、のち沼津兵学校頭取・西周の養子となる。海軍に入り、米国公使館付武官、佐世保海兵団長を務め、日露戦争では大本営付から馬公要港部参謀長に転じ、のち高千穂・壱岐・周防艦長、横須賀海兵団長、侍従武官などを歴任し、大正14年退役。この間、2年中将、7年貴院議員。14年から宮中顧問官を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西紳六郎」の解説 西紳六郎 にし-しんろくろう 1860-1933 明治-大正時代の軍人。万延元年9月生まれ。林洞海(どうかい)の6男。西周(あまね)の養子。海軍にはいり,アメリカ公使館付武官,侍従武官などを歴任。大正2年海軍中将,7年貴族院議員。宮中顧問官。昭和8年10月16日死去。74歳。海軍大学校卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by