西藤平村(読み)にしふじだいらむら

日本歴史地名大系 「西藤平村」の解説

西藤平村
にしふじだいらむら

[現在地名]天竜市西藤平

石神いしがみ村の北、阿多古あたご川の中流域にあり、地内で阿多古川と支流の西阿多古川が合流する。中世阿多古郷に含まれた。明応七年(一四九八)一一月二五日の棟札銘(神明宮蔵)に、阿多古青谷あおや村の天照太神宮(現神明宮)の社造奉加衆として「藤平一貫文」とみえる。江戸時代の領主変遷横川よこかわ村に同じ。慶長九年(一六〇四)検地帳(東京大学史料編纂所蔵騰写本)に「豊田郡西藤平村」とみえ、永高六貫九六文。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android