要法(読み)ようほう

精選版 日本国語大辞典 「要法」の意味・読み・例文・類語

よう‐ほう【要法】

〘名〙
[一] (エウホフ) 仏語。重要な仏法。大切な法義
私聚百因縁集(1257)一「老年に及びて五欲を離るる、未だ真覚を証(さとら)ぬ之故に出離生死の要法を取り定めんと、故に仏前に参詣し」
[二] (エウハフ) 緊急な方法。重要な方法。
蘭学階梯(1783)上「願はくば其先入の要法を示して吝むことなかれとなり」 〔韓詩外伝‐巻五〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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