見当識障害(読み)ケントウシキショウガイ

デジタル大辞泉 「見当識障害」の意味・読み・例文・類語

けんとうしき‐しょうがい〔ケンタウシキシヤウガイ〕【見当識障害】

見当識が低下し、現在の日時自分がいる場所周囲の人との関係などが正しく認識できない状態。失見当識。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「見当識障害」の意味・わかりやすい解説

見当識障害【けんとうしきしょうがい】

現在の自己,および自己のおかれている状況を認識することを見当識というが,この認識が正常に行われない状態のことで,失見当識ともいう。自分が置かれている時や場所,周囲の人間関係などを正しく認識しているか否かで判断する。見当識は判断力思考力記憶力などと密接な関係があり,意識障害認知症痴呆)の際に障害される。

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