見正寺(読み)けんしようじ

日本歴史地名大系 「見正寺」の解説

見正寺
けんしようじ

[現在地名]勝央町為本 金谷

為本ためもと集落の東部にある高野山真言宗寺院。金竜山と号し、本尊正観音。「東作誌」によると開基は養老年中(七一七―七二四)、天正(一五七三―九二)焼失。再興年は不明だが、住職は元禄一三年(一七〇〇)没の秀範から記される。天明五年(一七八五)にも焼失、のち宥心が草堂を建て、享和元年(一八〇一)快元が再建。黒坂くろさか村の遊屋ゆうや八幡宮(現高取八幡神社)の帰属について宝永五年(一七〇八)次のように申立てている(美作一覧紀)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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