見玉不動尊(読み)みたまふどうそん

日本歴史地名大系 「見玉不動尊」の解説

見玉不動尊
みたまふどうそん

[現在地名]津南町秋成 見玉

秋成(あきなり)の本村南方見玉にある。天台宗の金玉山正宝(しようほう)院の不動堂。正宝院は昭和一七年(一九四二)までは京都聖護(しようご)院末に属した。不動堂は文化八年(一八一一)に見玉村の総鎮守十二大明神であるとの村方の訴訟があったので(正宝院文書)、神仏習合であった。本尊不動明王像は、寺伝によれば行基作という。「中魚沼郡誌」によれば、尊像の背後に「清盛」云々の文字があり、これにより平家の守護仏とし、平家没落後は清盛の家臣宮本清左衛門が住職となり、正宝院を興したと伝える。見玉の旧家中沢家の文書によると、文治二年(一一八六)先祖清左衛門が当地にとどまり、不動明王像は中沢家の守本尊であったと伝えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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