視軸(読み)シジク

デジタル大辞泉 「視軸」の意味・読み・例文・類語

し‐じく〔‐ヂク〕【視軸】

眼球角膜水晶体を通り、眼底黄斑中心窩ちゅうしんかに入る直線

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精選版 日本国語大辞典 「視軸」の意味・読み・例文・類語

し‐じく‥ヂク【視軸】

  1. 〘 名詞 〙 目に見えている物体と眼底の黄斑(おうはん)とを結ぶ直線。
    1. [初出の実例]「是をして正直に視るには必竟弁識を以て其の視軸を定むるにあり」(出典:新精眼科全書(1867)一)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「視軸」の意味・わかりやすい解説

視軸
しじく
optic axis

眼球の光学系における一つの軸で,節点 (水晶体中央後面) と中心窩 (黄斑中央部の陥没) を結ぶ軸をいう。光学軸と呼ばれるものは瞳孔中心を通る角膜法線のことで,視軸より約5°内方へかたよっている。

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