節点(読み)せってん

精選版 日本国語大辞典 「節点」の意味・読み・例文・類語

せっ‐てん【節点】

〘名〙
① 柱や梁などの構造物の骨組で、部材相互の交点(接合点)をいう。回転する滑節点、角度の変わらない剛節点がある。〔工学字彙(1886)〕
光学系で、光軸上の一組の共役点。斜めに入射した光線と、屈折してそれと平行に射出した光線のそれぞれレンズ内に延長した時、光軸と交わってできる二点。

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デジタル大辞泉 「節点」の意味・読み・例文・類語

せっ‐てん【節点】

構造物の骨組み部材の接合点。自由に回転する滑節点、角度の変わらない剛節点がある。
レンズで、光軸に斜めに入射した光がそれと平行な出射光を得るとき、入射光・出射光それぞれの延長が光軸と交わる点。
ノード

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「節点」の意味・わかりやすい解説

節点
せってん
nodal point

回転対称な光学結像系の光軸上で角倍率が+1であるような共役な2点をいう。光学系の両側媒質が等しければ節点は主点に一致する。物空間側の節点に向って入射した光線は,入射光線に平行な向きに像空間の節点から出ていく。節点を通って光軸に垂直な平面節平面という。

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IT用語がわかる辞典 「節点」の解説

せってん【節点】

ノード。⇒ノード

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「節点」の解説

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