ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「覚え書」の意味・わかりやすい解説 覚え書おぼえがき 備忘のために作成される文書,記録。文化史上財産に関して「覚」と題された文書をさすが,通常は重要な事件や制度などについて,記憶に頼って記された記録をさす。この種の覚え書は戦国,安土桃山時代に関するものが多く,日記よりは史料的価値が低い。 覚え書おぼえがきmemorandum 情報伝達または一方的意思の通告のために3人称形式で書かれた公式文書,もしくは国家間で,厳密な手続なしに合意を行い,当事国代表者が署名し交換するもので,後者は合意覚え書とも呼ばれ,条約としての意味をもつことがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by