デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚縁」の解説 覚縁 かくえん ?-1002 平安時代中期の僧。長徳3年(997)山城(京都府)の真言宗遍照寺の寛朝から灌頂(かんじょう)をうける。三論(さんろん),華厳(けごん)にも通じた。長保元年内供奉十禅師(ないぐぶじゅうぜんじ),翌年権(ごんの)律師となる。のち山城鳴滝の般若寺にはいる。詩文にすぐれ,文人たちともしたしくまじわったという。長保4年4月29日死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例