観音洞遺跡(読み)かんのんどういせき

日本歴史地名大系 「観音洞遺跡」の解説

観音洞遺跡
かんのんどういせき

[現在地名]秋芳町大字別府

厚東ことう川上流の嘉万かま盆地に突き出た石灰岩丘の弥山ややま(約一七九メートル)中腹にあり、白水しらみず川からの比高約九六メートルの地点にある洞穴遺跡。洞の奥に観音像が安置されていたことから、岩屋観音とか穴観音とよばれてきたが、昭和三五年(一九六〇)調査の際、観音洞と命名された(「秋吉台観音洞遺跡発掘調査報告」秋吉台観音洞学術調査団・一九六一年)

検出された遺構は、石灰岩の平たい自然石や割石を不整十字形に敷き詰めた有史時代の用途不明の敷石がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

最新 地学事典 「観音洞遺跡」の解説

グアンインドンいせき
観音洞[观音洞]遺跡

Guanyindong site

中国貴州省黔西県の旧石器時代の遺跡。1964年,裴文中らが発見。数回調査され,石灰岩裂隙の堆積物から万県動物群とともに石核剝片礫器・搔そう器・尖頭器などが出土。李炎賢らは動物種や出土層位の差から上層文化・下層文化に分け,前者を更新世中期,後者を更新世中期初頭とした。しかしウラン系列年代測定では,上層4万年前以降,下層24万~5万年前とされた。定型的な搔そう器・尖頭器,打面調整技術の存在は年代測定値を支持する。

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