角石(読み)カクイシ

精選版 日本国語大辞典 「角石」の意味・読み・例文・類語

かく‐せき【角石】

  1. 〘 名詞 〙
  2. りんさんカルシウム(燐酸━)」の異称。〔蘭学逕(1810)〕
  3. 最も重要なもの。
    1. [初出の実例]「此語此教、これ実に吾人が一生の角石(カクセキ)たるなり」(出典:信仰之道(1894)〈松村介石〉耶蘇基督)

かく‐いし【角石】

  1. 〘 名詞 〙 方形に切った石材。かどのある石。
    1. [初出の実例]「余の右足は突然坐りのわるい角石の端を踏み損くなった」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉一)

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最新 地学事典 「角石」の解説

かくせき
角石

Kaku-seki

対象物によって読み方が異なる。1)「かくせき」は①緻密で珪酸質の岩石一般名で,縞状や脈状となることも。「火打石」として利用。誤ってホルンフェルス同意語として使用されることもある。②燐酸カルシウムの異称。③最も重要なものの意。2)「かくいし」は,①方形に切った石材。②かどのある石。③節理面による枡のような四角形の石。「桝石」という。3)「すみいし」は,城の石垣出隅に積まれる隅石すみいし別称

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すみいし
角石

Sumi-ishi

角石かくせき(3)


かくいし
角石

Kaku-ishi

角石かくせき

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岩石学辞典 「角石」の解説

角石

緻密で珪酸質の岩石の一般名で,時に縞状や脈状となる.フリントよりもやや脆いといわれている.この語は誤ってホルンフェルス(hornfels)と同意語として使用されてきた[Woodward : 1728, Holmes : 1920].ドイツ語ではHornstein.現在ではあまり使われていない.

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