精選版 日本国語大辞典「角袖」の解説
かく‐そで【角袖】
〘名〙
※俳諧・山之端千句(1680)「風俗も月は月也国の秋〈四友〉 義あるをもって角袖の露〈似春〉」
※高野聖(1900)〈泉鏡花〉一「羅紗の角袖(カクソデ)の外套」
※風俗画報‐三〇七号(1905)流行門「角袖(カクソデ)用外套は頭巾附にて十八円より廿五円位」
※風俗画報‐三七号(1892)人事門「年の市〈略〉、掏盗(すり)に目を注ぐ角袖(カクソデ)の鵜目(うのめ)鷹目(たかのめ)」
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