角角(読み)カドカド

デジタル大辞泉 「角角」の意味・読み・例文・類語

かど‐かど【角角】

[名](スル)
あちこちの角。すみずみ。「町の角角に見張りを立てる」
角立っていること。
「その言葉が何だか―して」〈宮本伸子

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精選版 日本国語大辞典 「角角」の意味・読み・例文・類語

かど‐かど【角角】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あちこちのかど。すみずみ。はしばし。
  3. ( ━する ) 物がかどだっていること。また、人の性格態度表現などがおだやかでなくかどだっていること。
    1. [初出の実例]「その言葉が何だか角々(カドカド)して、相手を傷けるやうに感じられた」(出典:伸子(1924‐26)〈宮本百合子〉五)

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普及版 字通 「角角」の読み・字形・画数・意味

【角角】かくかく

小四角のくぎり。唐・杜牧〔郡斎独酌〕詩 東南は我が見る 北は幽を計るべし 中畫は一國 角角として棋布のごとく方(なら)ぶ

字通「角」の項目を見る

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