日本歴史地名大系 「角間川村」の解説
角間川村
かくまがわむら
北流する雄物川と
中世の板碑が幾つか発見されており、
近世におけるこの地の本格的開発は、慶長八年(一六〇三)旧小野寺氏家臣七〇余人に佐竹義宣が、開発の沙汰をしたことに始まるとされる。当時はわずか数戸にすぎなかったといわれるが、同一九年には給人による新開が一二〇石に達し、元和九年(一六二三)には五九六石五斗五升であった(角間川郷土史資料)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報