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解塩 かいえんXiè yán

世界大百科事典 第2版の解説

かいえん【解塩 Xiè yán】

中国,山西省南西端の塩池から産出する顆粒(かりゆう)状の塩。塩池は解,運城,安邑の3県にまたがり,南北5km,東西40km。黄河文明はここから産する塩で支えられたともいえる。高濃度の塩分を含む池水を周囲に作った塩田に散布し,とくに夏から秋に吹く強風を利用して結晶させる。唐代後半以後,塩の専売制の定着とともに,設備も整えられ,製塩労働者は畦戸(けいこ)として組織された。河南,陝西の需要は,後世まで解塩でまかなった。

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世界大百科事典内の解塩の言及

【運城】より

…南部に塩池(解池)があり,河東塩池とも呼ばれ,長さ約30km,面積130km2。ここで産する解塩(潞塩,河東塩ともいう)の名は古くから知られる。解虞は54年解県と虞郷とが合併した県で,58年運城県になったのち,61年虞郷は永済県に編入された。…

【塩法】より

…中国,漢代および唐の中期以降の歴代王朝が実施した塩の専売法とその取締法。中国の産塩地は,東部海岸(海塩),山西省解州の塩池(解塩),四川の地下塩(井塩),長城線以北の塩湖など多様であるが,広大な国土の割には地域的にかたよっている。そうした自然条件は塩の専売制を実施するのに好都合であった。…

【山西[省]】より

…本省東部の河川はみな東に流れて河北省に至り,桑乾河は永定河となり,滹沱河(こだか)は子牙河に,清漳河(せいしようが)と濁漳河は衛河に入り,合流して海河となって天津市付近で渤海湾に注ぐ。湖沼では運城の解池(塩池)が最大で,食塩を産出し,解塩の名で古来有名である。 一般に地勢が高く東と南を山脈に囲まれているので,華北平原に比べて気温は低く,冬は寒冷で夏は比較的涼しい。…

※「解塩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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