デジタル大辞泉 「言寄せる」の意味・読み・例文・類語 こと‐よ・せる【言寄せる/事寄せる】 [動サ下一][文]ことよ・す[サ下二]1 ほかの事に託して事をなす。かこつける。口実にする。「仕事に―・せては遊びに出かける」2 言葉で助力する。「天地あめつちの神―・せて春花の盛りもあらむと」〈万・四一〇六〉3 うわさを立てる。言い立てる。「さ檜隈ひのくま檜隈川の瀬を速み君が手取らば―・せむかも」〈万・一一〇九〉4 ことづける。伝言する。「忍びあまり天の川瀬に―・せむせめては秋を忘れだにすな」〈新古今・恋二〉[類語]強弁・主張・力説・叫ぶ・強調・こじつけ・我田引水・牽強付会 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例