デジタル大辞泉 「言損なう」の意味・読み・例文・類語 いい‐そこな・う〔いひそこなふ〕【言(い)損なう】 [動ワ五(ハ四)]1 言いまちがえる。言葉をまちがえたり、不適当なことを言ったりする。「台詞せりふを―・う」2 発言のきっかけを失ったり、言うことを忘れたりして言わないでしまう。「時間切れで―・った」[類語](1)言い誤る・言い違える・過言かげん/(2)言いそびれる・言いはぐれる・言い落とす・言い漏らす 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「言損なう」の意味・読み・例文・類語 いい‐そこな・ういひそこなふ【言損】 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙① まちがったことを言う。また、言ってはいけないこと、不適当なことを言う。言い損じる。[初出の実例]「げにあやし、人や言ひそこなひたらむ」(出典:平中物語(965頃)二五)② 遠慮や失念から言いたいことを言わないでしまう。言う機会を失う。言いそびれる。言い損じる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例