ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「記号学習」の意味・わかりやすい解説 記号学習きごうがくしゅうsign learning 心理学者 E.C.トールマンの用語。トールマンによれば,学習とは刺激に対する一連の反応のパターンを習得することではなくて,ある刺激対象 (記号) に対するある一定の反応が,一定の結果を招来するという認知地図の獲得であるという。この意味では,古典的条件づけにおけるベルの音は報酬 (餌) の記号であり,道具的条件づけでは正の刺激が報酬の記号である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by