記問(読み)キモン

デジタル大辞泉 「記問」の意味・読み・例文・類語

き‐もん【記問】

古書を読んでただ暗記しているだけで、その知識を活用しないこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「記問」の意味・読み・例文・類語

き‐もん【記問】

〘名〙 古書を読んでただ暗記して他人の問いを待つだけで、その知識を少しも活用しないこと。また、そのような学問。記問の学。記問詞章。
江戸繁昌記(1832‐36)二「記問穿鑿、以て諸侯の師と為り」 〔欧陽脩‐蔡君山墓誌銘序〕

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普及版 字通 「記問」の読み・字形・画数・意味

【記問】きもん

古書を誦しその応答ができるだけの学問。〔礼記、学記〕記問の學は、以て人の師と爲るに足らず。必ずや其れ語を聽かんか。

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