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証真 しょうしん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

証真 しょうしん

?-? 平安後期-鎌倉時代の僧。
天台宗。比叡山で隆慧(りゅうえ),永弁らに師事。天台の伝統的教学の復興につとめる。竪者(りっしゃ),探題(論議の判定者)などを歴任し,承元(じょうげん)元年(1207)総学頭に任じられた。学問と著述に没頭し,源平の争乱を知らなかったという。号は宝地房。著作に「法華(ほっけ)三大部私記」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

証真

生年:生没年不詳
鎌倉前期の天台宗の僧。駿河守平説定の子。宝地房と号す。隆慧に恵心流を,永弁に檀那流を,聖昭に密教を学び,研鑽に励む。天台座主慈円に協力して比叡山の諸儀式を整備し,荒廃していた学風を立て直した。建仁1(1201)年に権少僧都となり,承元1(1207)年12月に比叡山の初代総学頭に補される。同年秋には永万年中(1165~66)から40年以上かけた代表作『法華三大部私記』(30巻)を完成させるが,この間,源平の合戦も知らなかったという。天台教学の伝統的立場から本覚思想(衆生も本来,自然に悟っている者であるとする現実肯定思想)に対する批判もしている。<参考文献>佐藤哲英他「宝地房証真の協同研究」(『印度学仏教学研究』18巻2号,19巻2号)

(三橋正)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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