デジタル大辞泉 「詰開き」の意味・読み・例文・類語 つめ‐ひらき【詰(め)開き】 1 かけひき。談判。「―の演説せりふ」〈魯文・安愚楽鍋〉2 貴人の前から退出する際、左か右へからだを回して立つこと。〈貞丈雑記〉3 出所進退。「息を継ぎて、礼義のべ、諸事の―見るさへ武士の本意といさめば」〈浮・武家義理・二〉4 能楽で、拍子を短くつめたり、長くのばしたりすること。「拍子の―は…其の間其の間定まれるがごとし」〈申楽談儀〉5 帆船が逆風航走するとき、船首を可能な限り風上に近づけた針路(風向に対して35~45度の角度)で帆走する状態。一杯開き。クローズホールド。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例