誅鋤(読み)チュウジョ

デジタル大辞泉 「誅鋤」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐じょ【××鋤】

[名](スル)
すきで掘りおこして雑草根絶やしにすること。
悪人などを殺して絶滅すること。
梗命こうめいの者のみ―せらるる御旨意ならば」〈染崎延房・近世紀聞〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「誅鋤」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐じょ【誅鋤】

〘名〙 (「誅」はほろぼす・きりはらう、「鋤」はすきの意)
草木などを根元からすき取って絶やすこと。刈りつくすこと。〔楚辞卜居
② 悪人などを殺して絶滅させること。殺しつくすこと。
日本外史(1827)七「義満悪之。常陰計鋤之」 〔子華子‐孔子贈〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「誅鋤」の読み・字形・画数・意味

【誅鋤】ちゆうじよ

字通「誅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android