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誓文 セイモン

デジタル大辞泉の解説

せい‐もん【誓文】

神にかけて誓う言葉。また、それを記した文書。起請文(きしょうもん)。誓紙。
相愛の男女が心変わりをしないことを誓って取り交わす文書。多く、遊女と客の間で交わされた。誓紙。
(副詞的に用いて)神に誓って。
「こりゃ―ほんまのこっちゃ」〈滑・膝栗毛・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

せいぶん【誓文】

せいもん【誓文】

誓いを書いた文書。誓詞。
(多く遊女と客の間で)心変わりしないことを誓ってかわす文。起請文。
(副詞的に用いて)誓って。必ず。 「 -、この朝顔が布子の袖もしぼれはてるわえ/歌舞伎・助六」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の誓文の言及

【起請文】より

…誓紙,誓文ともいい,前近代の日本で,人と人とが約束をとりかわすとき,神仏を仲立ちとし,偽りがあればその神仏の罰をうけることを誓うことがあり,その誓いを文書に書いたものを起請文という。起請文は,誓約内容を記した前書とよばれる確言と,もし誓約に背けば神仏の罰をうけるという自己呪詛文言を記した神文・罰文とからなり,しばしば護符の一種である牛玉(ごおう)宝印を料紙とする。…

※「誓文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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