誦習(読み)ショウシュウ

デジタル大辞泉 「誦習」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しゅう〔‐シフ〕【×誦習】

[名](スル)書物などを口に出して繰り返し読むこと。「経典誦習する」

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精選版 日本国語大辞典 「誦習」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しゅう‥シフ【誦習】

  1. 〘 名詞 〙 よみならうこと。書物などを繰り返し読んで学ぶこと。また、読んでおぼえること。
    1. [初出の実例]「冝天下、家蔵孝経一本、精勤誦習、倍加教授」(出典続日本紀‐天平宝字元年(757)四月辛巳)
    2. 「どこへも経をもちあるいてちっともやすめば誦習之するぞ」(出典:史記抄(1477)一六)
    3. [その他の文献]〔韋孟‐在鄒詩〕

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普及版 字通 「誦習」の読み・字形・画数・意味

【誦習】しようしゆう(しふ)

そらんじる。宋・軾〔文正公文集の序〕士の京師より來(きた)るり。魯の人石守の作るの慶詩を以て、先生に示さる。軾、旁(かたは)らより竊(ひそ)かに聽き、則ち能く其の詞を誦す。

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