
(邪)(じや)母(z)の間には、通用の例が多い。〔説文〕三上に「諷(ふう)するなり」とあり、〔周礼、春官、大司楽〕の「興
諷誦言語」とは、韻律をもつ語をいう。その〔注〕に「倍
(はいぶん)(暗誦)を諷と曰ひ、聲を以て之れを
するを誦と曰ふ」とみえる。古くは呪誦をいい、〔詩、小雅、節南山〕「家
(かほ)(人の名)誦を作り 以て王の
(きよう)を究(せ)む」の誦は呪誦の意。また〔詩、大雅、烝民〕「吉甫(きつほ)(人の名)誦を作る 穆(ぼく)として
風の如し」は祝頌の誦である。〔詩、大雅、桑柔〕「誦言
ふが如し」のように、誦辞はその呪能を鼓舞するために、陶酔的な状態で歌われ、またその辞は修辞を極めたものであった。〔楚辞〕の祭祀的歌謡の
末に、誦とよばれる一段をそえたものが多い。〔左伝〕に多くみえる「輿人(よじん)の誦」は、また輿論(世論)ともいわれるもので、古い呪誦の遺響を存するものである。
(勇)・涌jiongと声近く、内面から外にあらわれる意がある。また讀(読)dokとも音が通じて、誦読の意がある。
誦・謳誦・歌誦・記誦・吟誦・絃誦・口誦・工誦・講誦・坐誦・志誦・習誦・称誦・唱誦・推誦・成誦・精誦・伝誦・読誦・念誦・拝誦・背誦・賦誦・諷誦・伏誦・復誦・覆誦・黙誦・夜誦・朗誦出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...