精選版 日本国語大辞典 「説諭」の意味・読み・例文・類語 せつ‐ゆ【説諭】 〘 名詞 〙 教えさとすこと。自分と同等またはそれ以下の者に、悪い点を改めるように、よく言い聞かせること。また、警察官が微罪の者などに対して、きびしく注意を与えるだけで公的な罪科にしないこと。さとし。[初出の実例]「道路賊徒に逢ひ、殆んど劫奪せられんとす、少女鄭重説諭し、賊徒即ち去る」(出典:航米日録(1860)五)「証拠不十分と云ふので、説諭だけで警察から帰されたのであるが」(出典:初すがた(1900)〈小杉天外〉一一)[その他の文献]〔漢書‐杜鄴伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例