デジタル大辞泉 「誰何」の意味・読み・例文・類語 すい‐か【▽誰何】 [名](スル)相手が何者かわからないときに、呼びとめて問いただすこと。「守衛に誰何される」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「誰何」の意味・読み・例文・類語 すい‐か【誰何】 〘 名詞 〙① だれであるか姓名の不明なこと。何人(なにびと)。たれ。〔荘子‐応帝王〕② ( ━する ) 声をかけて名を問いただすこと。人を呼びとがめること。[初出の実例]「寒気遍レ身夜涙多、春風為レ我不二誰何一」(出典:菅家文草(900頃)三・正月二十日有感)「廊下で行き合った兄は『何所へ行く』と番兵のやうな口調で誰何(スヰカ)した」(出典:こゝろ(1914)〈夏目漱石〉中)[その他の文献]〔賈誼‐過秦論〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「誰何」の読み・字形・画数・意味 【誰何】すいか なに者。また、名を問いただす。漢・賈誼〔過秦論、上〕良將勁弩、の處を守り、信臣卒、利兵を陳ねて誰何す。天下已に定まる。始皇の心に、自ら以爲(おも)へらく、關中の固めは、金千里。子孫王、世の業なりと。字通「誰」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報