調使(読み)チョウシ

デジタル大辞泉 「調使」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐し〔テウ‐〕【調使】

貢調使こうちょうし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「調使」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しテウ‥【調使】

  1. 〘 名詞 〙 四度の使いの一つ。奈良・平安時代諸国から調・庸の物を中央政府へ貢進する使者品目を記した調帳も運ぶ。国の史生などが任命される。近国は一〇月三〇日、中国は一一月三〇日、遠国は一二月三〇日を期限とした。貢調使調進使。〔三代格‐一七・弘仁二年(811)八月一一日〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例