調菜(読み)チョウサイ

デジタル大辞泉 「調菜」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐さい〔テウ‐〕【調菜】

食物、特に副食物調理すること。調理。
「兄のしつより菓子、―の物など贈らる」〈嵯峨日記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「調菜」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐さい テウ‥【調菜】

〘名〙
① (━する) 食物、特に副食物を料理すること。調理。〔名語記(1275)〕
日葡辞書(1603‐04)「ショクブツヲ chôsai(チョウサイ) スル」
精進料理の副食物。
※かた言(1650)一「精進物の調菜(テウサイ)を誉侍る挨拶に」
饅頭などを売る人。
七十一番職人歌合(1500頃か)五八番「てうさい さたうまんぢう。さいまんぢう。いづれもよくむして候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android