俳諧日記。芭蕉著。1巻。1691年(元禄4)成立。同年4月18日より5月4日まで嵯峨にある向井去来の落柿舎に滞在した際の日記。芭蕉の発句11,門人の発句14,付合2をも収める。交遊と独居の描写が主で,旅の日記文学紀行に対し,庵住生活を描いた日記文学を目ざしたものであろう。主題が,庵住独居の楽しみ,また伝統的隠逸思想へつながる喜びを述べることにあったことは,〈客は半日の閑を得れば,あるじは半日の閑をうしなふ〉〈人来たらず,終日閑を得〉など,木下長嘯子(ちようしようし)のことばの引用からもうかがえる。所収の一句〈うき我をさびしがらせよかんこどり〉は,その意味できわめて象徴的であった。
執筆者:井上 敏幸
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生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...