諍論(読み)ジョウロン

デジタル大辞泉 「諍論」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ろん〔ジヤウ‐〕【×諍論】

言い争うこと。論争
「人と―を好むことなかれ」〈正法眼蔵随聞記・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「諍論」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ろんジャウ‥【諍論】

  1. 〘 名詞 〙 言い争うこと。論争すること。
    1. [初出の実例]「戯論諍論処、多起諸煩悩、智者応遠離、当百由旬」(出典往生要集(984‐985)大文五)
    2. 「則王子の師範たりしが今日大内の諍論(ジャウロン)勝負は」(出典:浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「諍論」の読み・字形・画数・意味

【諍論】そうろん

争論

字通「諍」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android