論理的シンタクス(読み)ろんりてきシンタクス(英語表記)logische Syntax

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「論理的シンタクス」の意味・わかりやすい解説

論理的シンタクス
ろんりてきシンタクス
logische Syntax

ドイツの哲学者 R.カルナップが『言語の論理的シンタクス』 (1934) で用いた語で,記号の対象を抽象し,ただ記号間の体系内での関係を論じる今日のシンタクス (→統辞論 ) にあたる。この本のなかで,彼はシュリックプロトコル命題に反対し,言明の意味や意義に関する言明は「偽-対象」の型であって,構文論的な形に組替えられなければならないと主張総合命題仮説であるとして,組替えにおける変換の学としてのシンタクスが記号論をおおうという立場を示した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「論理的シンタクス」の意味・わかりやすい解説

論理的シンタクス【ろんりてきシンタクス】

シンタクス

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android