諸浦島(読み)しようらじま

日本歴史地名大系 「諸浦島」の解説

諸浦島
しようらじま

[現在地名]東町諸浦

ちちノ瀬戸を挟んで長島本島の北に浮ぶ島。南北に細長く比較的平坦な地形で、周囲一九・六キロ、面積四・七平方キロ。南東伊唐いから島、北東獅子しし島が連なる。島の東側には浦や小島が多く、断崖が多い西側は長島ながしま海峡を挟んで熊本県の天草あまくさ下島と対峙している。文化七年(一八一〇)に長島諸島を訪れた伊能忠敬測量では周囲五里二四間余、家数一七軒であった。なおこのときは当島をくつわ島と記している(九州東海辺沿海村順)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「諸浦島」の解説

諸浦島

鹿児島県出水郡長島町、長島の北に位置する島。「しょうらじま」と読む。面積約3.88平方キロメートル。ごく狭い乳之瀬戸を挟み、長島とは橋で結ばれている。養殖漁業が盛ん。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android