諸説紛紛(読み)ショセツフンプン

デジタル大辞泉 「諸説紛紛」の意味・読み・例文・類語

しょせつ‐ふんぷん【諸説紛紛】

[ト・タル][文][形動タリ]いろいろな説やうわさが入り乱れて、真相が明らかでないさま。「諸説紛紛として原因がつかめない」

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精選版 日本国語大辞典 「諸説紛紛」の意味・読み・例文・類語

しょせつ‐ふんぷん【諸説紛紛】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 いろいろの説がいり乱れているさま。
    1. [初出の実例]「右人殺しの一件、諸説紛々たりと雖も」(出典:中外新聞‐慶応四年(1868)二月二八日)
    2. 「我等の生命に関しては諸説紛々(ショセツフンプン)として信ずべからず」(出典河童(1927)〈芥川龍之介〉一五)

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四字熟語を知る辞典 「諸説紛紛」の解説

諸説紛紛

いろいろの説がいり乱れている様子

[活用] ―たる・―として。

[使用例] 我らの生命に関しては諸説紛々として信ずべからず[芥川龍之介*河童|1927]

[解説] 「紛紛」は乱れもつれる様子。

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