紛紛(読み)フンプン

デジタル大辞泉 「紛紛」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「紛紛」の意味・読み・例文・類語

ふん‐ぷん【紛紛】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 物事が入り交じって乱れるさま。
    1. [初出の実例]「郷関何処在、客思転紛々」(出典:凌雲集(814)渉信濃坂〈坂上今継〉)
    2. 「ふんぷんたる雪をふみわけ」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)
  3. 意見や説などが多くとびかうさま。
    1. [初出の実例]「異説が紛々として不定ぞ」(出典:史記抄(1477)八)
    2. [その他の文献]〔史記‐韓長孺伝〕

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普及版 字通 「紛紛」の読み・字形・画数・意味

【紛紛】ふんふん

多くさかんなさま。みだれるさま。ごたごたするさま。唐・杜甫〔貧交行〕詩 手を(ひるがへ)せば雲と作(な)り、手を(くつがへ)せば雨と作る たる輕、何ぞ數ふるを須(もち)ひん

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