講読師(読み)こうどくし

精選版 日本国語大辞典 「講読師」の意味・読み・例文・類語

こうどく‐し【講読師】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 講師読師奈良平安時代諸国国分寺に置かれた僧官で、僧尼を指導し、経論講説する者を講師、また、これを補佐して法会などをつかさどる者を読師という。
    1. [初出の実例]「望請准諸国之例、置講読者」(出典:続日本後紀‐承和一一年(844)四月壬戌)
  3. 「こうどく(講読)[ 一 ]」をする法師

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む