謝座(読み)シャザ

デジタル大辞泉 「謝座」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐ざ【謝座】

朝廷饗宴に際して、参列群臣殿上てんじょうに着座する感謝の意を表して行う拝礼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「謝座」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐ざ【謝座】

  1. 〘 名詞 〙 昔、朝廷での公宴の際に参任の群臣が庭中で感謝の意を表して行なう拝礼。
    1. [初出の実例]「左右諸衛府共有奉献。親王公卿列立中庭。謝座謝酒。同節会儀」(出典続日本後紀‐承和一〇年(843)九月丙午)
    2. 「謝座(シャサ)の儀有りて、階を昇りて、堂上兀子に着く」(出典:公事根源(1422頃)正月)

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