コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

兀子 ゴッシ

デジタル大辞泉の解説

ごっ‐し【×兀子】

長方形の板の四辺に脚をつけた腰掛け。朝儀に列席する官人などが用いた。ごし。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

ごし【兀子】

ごっし(兀子) 」に同じ。

ごっし【兀子】

長方形の板に四本の脚を付けた腰掛け。朝儀列席の官人などが用いた。ごし。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

兀子
ごっし

少し横長な4脚付きの木製腰掛。『伊呂波(いろは)字類抄』「古雑物」に公卿(くぎょう)の座とあり宮廷調度である。『延喜式(えんぎしき)』「掃部(かもり)」に清涼殿(せいりょうでん)の御斎会(ごさいえ)内論義のおり、僧綱(そうごう)たちも使った例がある。身分に応じて、上に敷く敷物が定まる。『江家次第(ごうけしだい)』巻17「東宮御元服」によれば、加冠人、親王、大臣は紫色の敷物で紫兀子に、理髪人、大・中納言(なごん)は黄兀子に座すという。このほかに黒塗り兀子、朱塗り兀子、両面兀子、縁兀子などがあり、江戸末期まで使用された。[郷家忠臣]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

兀子の関連キーワード平敷の座御斎会長方形和家具椅子

今日のキーワード

所信表明演説

政府の長が施政に関する考え方を明らかにするために行う演説。日本の国会では、臨時国会や特別国会の冒頭に内閣総理大臣が衆議院および参議院の本会議場で行い、当面の問題を中心にその国会における内閣の方針を示す...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android