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譚海 たんかい

世界大百科事典 第2版の解説

たんかい【譚海】

江戸後期の随筆。津村正恭(淙庵)著。1795年(寛政7)の自序がある。15巻。著者は和漢の学に通じた江戸の歌人で,安永年間(1772‐81)40歳ころから20年にわたって見聞したことを記載したもの。内容は公家武家の逸事から,政治,文学,名所,地誌,物産,社寺,天災,医学,珍物,衣服,諸道具,民俗,怪異など広範囲に及び,雑纂的に記述する。平賀源内池大雅石田梅岩手島堵庵英一蝶本阿弥光悦尾形光琳などの人物についての記述も見える。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の譚海の言及

【児童雑誌】より

…22年から《金の星》と改題),《童話》(1920),《コドモノクニ》(1922)などがあるが,ほとんどみな大正期のみで姿を消した。一方,全国的に人気があった大衆的児童雑誌は《少年俱楽部》(1914),《譚海》(1920),《少女俱楽部》(1923),《幼年俱楽部》(1926)などで,とくに《少年俱楽部》に連載された少年小説や《のらくろ》に代表される漫画の数々は,熱狂的に愛読され,その影響力は非常に大きいものがあった。 昭和初期には,プロレタリア児童誌《少年戦旗》(1929)が生まれたが,すぐ廃刊になり,1937年の日中戦争を境にして児童雑誌も徐々に統制され,44年には《日本ノコドモ》《良い子の友》《少国民の友》《少年俱楽部》《少女俱楽部》の5誌だけになった。…

※「譚海」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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