警抜(読み)ケイバツ

デジタル大辞泉 「警抜」の意味・読み・例文・類語

けい‐ばつ【警抜】

[名・形動]着想などが、ぬきんでてすぐれていること。また、そのさま。「警抜表現

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精選版 日本国語大辞典 「警抜」の意味・読み・例文・類語

けい‐ばつ【警抜】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )( 「警」はすばやい、かしこいの意、「抜」は他よりぬきんでていること ) すぐれてぬきんでていること。着想がすぐれていること。また、そのさま。奇警。奇抜。
    1. [初出の実例]「称為警抜」(出典日本詩史(1771)一)
    2. 「東洋の民、其手技によりて製作する産物は、高尚の風韻あり、警抜の経験を存し、西洋に珍重せらる、是才優なるなり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)
    3. [その他の文献]〔北斉書‐裴譲之〕

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普及版 字通 「警抜」の読み・字形・画数・意味

【警抜】けいばつ

ずばぬける。

字通「警」の項目を見る

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