普及版 字通 「譬(漢字)」の読み・字形・画数・意味
譬
20画
[字訓] たとえる・たとえ・さとす
[説文解字]
[字形] 形声
声符は辟(へき)。〔説文〕三上に「(さと)すなり」とあり、譬喩(ひゆ)の意。〔淮南子、要略〕に「象(しやう)を假りて(ぐう)(似たもの)を取り、以て相ひ譬喩す」とみえる。
[訓義]
1. たとえる、たぐえる、たとえ。
2. さとす、それとなくいう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕譬 タトヒ 〔立〕譬 タトフ
[語系]
譬・phieiは同声。また妃phiui、配phui、匹phiet、比・妣piei、・(併)piengなども、同系の語である。
[熟語]
譬況▶・譬称▶・譬説▶・譬比▶・譬方▶・譬喩▶・譬類▶
[下接語]
引譬・仮譬・寛譬・勧譬・暁譬・取譬・切譬・窃譬・論譬
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報