谷八幡宮(読み)たにはちまんぐう

日本歴史地名大系 「谷八幡宮」の解説

谷八幡宮
たにはちまんぐう

[現在地名]赤来町井戸谷

塩谷しおだに川の北西八幡やわた谷に鎮座する。主祭神は大鞆和気命・息長足姫命・田心姫命・湍津嶋姫命・市杵嶋姫命。旧郷社。通称大徳山おおとくやま八幡宮。社伝によると文治元年(一一八五)三河守範頼が山城石清水いわしみず八幡宮の分霊を勧請、翌年潮二郷うしおふたご(現大和村)に移した。しかし同地は山中であるため、正和三年(一三一四)井戸谷いどだに大石おおいし山に移した。さらに宝徳二年(一四五〇)現在地に移した。例祭は一〇月一八日・一九日で、大元祭は古来丑・巳・酉年に限って斎行し、特殊神事の大元神楽を奉納。当社家も県指定無形民俗文化財の奥飯石神職神楽を伝承。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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