谷町筋八丁目寺町(読み)たにまちすじはつちようめてらまち

日本歴史地名大系 「谷町筋八丁目寺町」の解説

谷町筋八丁目寺町
たにまちすじはつちようめてらまち

[現在地名]南区たに町八―九丁目

柏原かしはら町の南に続く谷町筋の両側南北に連なる。豊臣秀吉の城下町建設に伴い形成された寺町の一(天王寺区の→寺町。禅宗一・浄土宗三・法華宗一二の一六寺で構成されていたが、現在、浄土宗の願生がんしよう寺・専修せんじゆ寺、臨済宗妙心寺派大仙だいせん寺、日蓮宗妙経みようきよう寺・妙像みようぞう寺・本長ほんちよう寺・妙光みようこう寺・本政ほんせい寺・海宝かいほう寺・正覚しようかく寺、本門法華宗久本くほん寺、法華宗(本門流)妙法みようほう寺と、もと法華宗で現在単立の長久ちようきゆう寺がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android