豆蔦(読み)マメヅタ

大辞林 第三版の解説

まめづた【豆蔦】

ウラボシ科の常緑性シダ植物。岩上や樹幹に着生。茎は長く伸び、暗褐色の鱗片りんぺんがつく。葉は小さい卵円形。胞子葉はへら形で、線形の胞子囊のう群が下面中脈の両側につく。マメゴケ。イワマメ。カガミグサ。

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精選版 日本国語大辞典の解説

まめ‐づた【豆蔦】

〘名〙
① シダ類ウラボシ科の常緑多年草。本州以南の暖地の岩上や樹幹に生える。根茎は糸状で地表をはい、長さ一メートルにも達し、暗褐色の細かい鱗片を散生する。葉には裸葉と実葉の別があり、裸葉は卵円形で長さ一センチメートル、実葉は長柄をもち、へら形で長さ三センチメートル内外で、いずれも厚味がある。胞子嚢は細長く実葉の裏面中脈と縁の中間を占める。漢名、鏡面草・螺厴草。まめづる。まめごけ。いしまめ。いわまめ。
※俳諧・文化句帖‐元年(1804)九月「豆蔦もまけぬ気になる紅葉哉」
② 植物「いぬびわ(犬枇杷)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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