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豊安 ほうあん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

豊安 ほうあん

ぶあん

豊安 ぶあん

764-840 平安時代前期の僧。
天平宝字(てんぴょうほうじ)8年生まれ。律宗。唐招提寺の如宝(にょほう)に師事し,弘仁(こうにん)6年(815)同寺5世をつぐ。翌年律師となり,平城(へいぜい)上皇に戒をさずける。五重塔建立など同寺の伽藍整備につとめた。承和(じょうわ)2年大僧都。承和7年9月13日死去。77歳。三河(愛知県)出身。著作に「戒律伝来記」「鑑真(がんじん)和上三異事」。

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朝日日本歴史人物事典の解説

豊安

没年:承和7.9.13(840.10.11)
生年:生年不詳
平安前期の律宗の僧。三河国(愛知県東部)の人。鑑真に従って来日した如宝に師事し,唐招提寺に入る。延暦14(795)年から大同1(806)年まで東大寺戒壇院の戒和上を勤め,弘仁7(816)年律師となり,のちに大僧都に昇進した。著書には,天長勅撰六本宗書(淳和天皇の代に,真言,法相,華厳,三論,律,天台の六宗に勅を下し各宗の宗旨を述べさせたもの)のひとつである『戒律伝来宗旨問答』3巻(『戒律伝来記』とも。上巻のみ現存),鑑真の伝記『鑑真和上三異事』1巻がある。平城天皇に戒を授け,弘仁6年に如宝の後任として唐招提寺5世となり,伽藍を整備したと伝えられる。死去の翌年に僧正を追贈された。一説に享年77歳。

(岡野浩二)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

ぶあん【豊安】

?‐840(承和7)
平安初期の唐招提寺僧。三河出身。鑑真の愛弟子としてともに来朝した西域僧如宝の弟子。昌禅の後を継いで東大寺戒壇院の戒和上となった。816年(弘仁7)律師に任ぜられた。最澄の大乗戒壇独立運動に反対して819年〈僧統表〉を護命(ごみよう)らとともに提出した。830年(天長7)には淳和天皇の各宗教義提出の勅を承け,日本最初の律宗綱要書《戒律伝来宗旨問答》を著した。ほかに《鑑真和上三異事》の著がある。後に大僧都に昇る。

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