豊田九皐(読み)とよだ きゅうこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊田九皐」の解説

豊田九皐 とよだ-きゅうこう

1811-1890 江戸後期-明治時代の医師。
文化8年8月生まれ。生家豊後(ぶんご)(大分県)の医家。帆足万里(ほあし-ばんり)に入門,のち大坂,京都,長崎西洋医学をまなび,さらに江戸で坪井信道に師事した。天保(てんぽう)8年帰郷して医業をつぐ。幕末のコレラ流行のさい,豊後府内藩で治療法をおしえた。明治23年2月死去。80歳。名は霍。字(あざな)は子和。別号に翠巌

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android